昨日、2泊3日の「ゴンベイ式気功実践合宿」を生徒さん達と行ってきました。
今回の参加者には大学の准教授で書籍も出されている有名な先生にも参加して頂きました。その先生は丁治紅先生のところでこれまで気功を学んでいたようなのですが、気功についてもっと深く学びたいということで、合宿に参加して頂きました。
高名な気功の先生に学んでも気を使えていない…
しかし、この方には、まったく気の感覚がなく意識に気を感じることのない人でした。
どうして気功を学んでいるのか?
高額の有名な気功の先生について学んでも、意識が違うと、まったく気が出ない、気を感じないという典型的な方でした。
しかし、その生徒さんも合宿の最終日の3日目には、気を感じることが出来るようになりました。
表情も明るくなって、なかなか良い気を出すことも出来るようにもなりました。
これまで有名な先生の元で学んでも、気を感じることも、気を出すこともできなかった人が、気功ができるように変わり、喜んで頂けて、私自身も、自分の気功の教え方について更に自信を深めることができました。
今回の気功実践合宿の修練内容
今回集中して修練したのは、【気を感じること、違いを感じること】を主に行いました。
立禅瞑想
手のひらを天に向ける立禅瞑想法、手のひらを地に向ける立禅瞑想法を行ない、その各瞑想法が体や心、意識に与える違いを実践を通じて学んで頂きました。
立禅とは、立ってする瞑想法のことです。
この単純な立禅瞑想を30分づつ行うだけで生徒さん達が、まるで表情が違う顔になるのには驚きました。
仏陀瞑想の笑い構え
それと「仏陀瞑想の変形笑い構え」も行ない修練が出来てくると自然にこの構えをすると自然に笑みがこぼれ幸せな気分になり、ストレスからも身を守ることができるということを講義いたしました。
最近ストレスが病気の原因になり死にも至るということが科学的にも立証されてきています。
そうした現在のストレス社会だからこそ、この「笑い構え」を学ぶことの必要性を実感するのであります。
ゴンベイ式気功メソッド「立禅瞑想法」
立禅して、手のひらを天に向けますと体が軽く感じるようになり、前頭葉が軽くぽあっとしてまいります。
そして自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスが出来て体が温まり、手の指先がジリジリしてまいります。
とても落ち着いて、そして、気持ち良く温泉にでもいるような気分になり非常にリラックスして体が喜んでいるのがわかります。
逆に、手のひらを下に向けて立禅を行うと30分ぐらいすると手のひらを上に上げるような空気の圧力推進力を手のひらに感じ意識は自然に落ち着き地にしっかりと根をすえた感覚になります。
これは後頭部が軽くなり、どっかりと本当に事を成す意識が芽生えます。
手のひらはあまり温かくならず、指先もあまりジンジンきません。
この2種類の立禅だけでも非常に心をリラックスすることができ、体が温まり、意識が高まり、仕事ややるべきことに集中・実行出来るようになります。
顔色もよくなり、血流や免疫も高まるので是非毎日励行したい静功法であります。
「ぷるぷる」とかみ合わせて行えば更に効果を期待することが出来ます。